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marvel-networks blog

アメコミ映画、アメコミドラマ、アニメ、フィギュアなどをご紹介します(Twitter:@MARVEL_NETWORKS)

ハリウッド映画で増加しているシェアード・ユニバースをご紹介します!!

2017/04/21

SHOWです。

 

最近はすっかり暖かくなり、春本番という感じです。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。今日はハリウッド映画が近年、積極的に取り入れている手法「シェアード・ユニバース」をご紹介いたします。

 

<シェアード・ユニバースとは>

 シェアード・ユニバースとは様々な作品が1つの世界を共有している作品群を指します。アメコミ映画好きならご存知の方が多いと思いますが、「アベンジャーズ」が有名ですね。キャプテン・アメリカやアイアンマン、ハルク、ソー等が登場するマーベルの作品群です。それぞれの作品は単独映画として公開していますが、それぞれのキャラクターは同じ世界にいて、アベンジャーズで集合し共にチームとして闘います。

 このようなシェアード・ユニバースを採用している映画が近年増えているのです。

 

<シェアード・ユニバースのメリット>

 私自身の個人的な見解になってしまいますが、メリットを考えてみると

・1つの作品が興行収入的に成功すれば、連続でヒットしやすい。

・監督が作品ごとに異なっても良いので、1年間に何本も公開できる。

・1年間に複数本公開すれば、ファンも忘れないで見続けてくれる。

などがあげられます。実際にディズニーとマーベルスタジオが製作しているマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は全世界興行収入でスター・ウォーズシリーズやハリー・ポッターシリーズ、007シリーズを超えるメガヒットとなっています。なんと日本円にして累計1兆円を超える興行収入です。シリーズもので考えると全世界の映画史上1位を樹立しています(2017年4月現在)。この大成功を受けて、次々と他の作品もシェアード・ユニバースを採用したのではないでしょうか。

 また、上記にも記載しましたが1年間に何本も公開できるのは今までの映画シリーズでは考えられなかったことです。これまでの映画シリーズは1年に1本とるのも難しいことでしたが、MCUは2017年だけでも「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.2」、「スパイダーマン/ホームカミング」、「ソー/ラグナロク」の3本が公開されます。それぞれの監督が異なり、同時に撮影ができる強力なメリットです。多くの作品を連続で公開し続けることになれば、ファンの熱も冷めないというわけです。

 

<シェアード・ユニバースのデメリット>

しかし、当然デメリットもあります。

・1本失敗すると立て続けに失敗する可能性がある。

・複数人で製作し、物語が壮大になっていくので、細かく内容を整理しないと話に矛盾が生じやすくなる。

・途中から新規のファンを得にくくなってくる。

などがあげられると思います。特に3つめのデメリットは最大の課題ではないでしょうか。

 1つめのデメリットは最悪、途中でやめてしまえば(打ち切りで)良いです。2つ目の課題はすべての映画を統括しているストーリーコントローラーがいれば、大きな問題は出ないでしょう。しかし、3つめはヒットして順調でも出てくる課題です。

 先ほどから話題にしているMCUもすでに14本の映画を公開しています。ここまで来ると、単独映画でも予備知識なしで見るのは厳しいものがあります。例えば2016年春に公開した「キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー」では様々なMCUキャラクターが登場したり、話題に出てきたりしますので初見の方は話が理解しにくいと思います。簡単にいえば新規ファンへの敷居が高くなってしまっているのです。

 このようなメリット・デメリットはありますが、ハリウッドはメリットの方が大きいと考えているのでしょう。現在、4つの大きなユニバースが進行していますので、ご紹介いたします。

 

<マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)>

 シェアード・ユニバースで最初に大成功を収めたMCU。これはアメコミのマーベル誌のキャラクター達をマーベル・スタジオとディズニーが実写化したシリーズです(最初はディズニーでなくパラマウントでした)。一作目「アイアンマン」から始まり現在、映画は14作品、TVドラマ2作品、ネットドラマは5作品が公開されました。

 今ではすっかり有名になったアベンジャーズのアイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソー、ハルクなどがいるユニバースです。2016年にはマーベルとソニー・ピクチャーズが契約を結び、あのスパイダーマンもシリーズに参加しています!

 現時点でMCUが他のユニバースと異なる最大の特徴は映画だけでなく、ドラマともリンクしているところです。例えばドラマ「エージェント・オブ・シールド」はアベンジャーズで登場したコールソン捜査官が主役となる物語です。また、映画はフェーズごとに分かれており、順に観ていくことをオススメします。これからも広がり続けるMCUから目が離せません。

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◆映画 ※公開順です

フェーズ1

・アイアンマン (2008年公開)

インクレディブル・ハルク (2008年公開)

アイアンマン2 (2010年公開)

マイティ・ソー (2011年公開)

キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー (2011年公開)

アベンジャーズ (2012年公開)

 

フェーズ2

アイアンマン3 (2013年公開)

マイティ・ソー / ダーク・ワールド (2013年公開)

キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー (2014年公開)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2014年公開)

アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン (2015年公開)

アントマン (2015年公開)

 

 フェーズ3 (マイティ・ソー / ラグナロク以降の公開日は全米での予定となります)

・シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ (2016年公開)

ドクター・ストレンジ (2017年公開)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.2 (2017年5月日本公開予定)

スパイダーマン / ホームカミング (2017年8月日本公開予定)

マイティ・ソー / ラグナロク  (2017年11月全米公開予定)

・ブラック・パンサー (2018年2月全米公開予定)

アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー (2018年5月全米公開予定)

アントマン&ワスプ (2018年全米公開予定)

キャプテン・マーベル (2019年全米公開予定)

アベンジャーズ / タイトル未定(2019年全米公開予定)

 

◆TVドラマ ※日本で現在購入・レンタルできるものに限定しています

・エージェント・オブ・シールド / シーズン1~3  (2013年~放送中)

・エージェント・カーター/ シーズン1~2  (2015年~2016年)

 

ネットドラマ(Netflix)  ※世界同時配信です

デアデビル / シーズン1 (2015年)

ジェシカ・ジョーンズ / シーズン1 (2015年)

デアデビル / シーズン2 (2016年)

ルーク・ケイジ / シーズン1 (2016年)

アイアン・フィスト / シーズン1 (2017年)

ディフェンダーズ (2017年8月配信予定)

パニッシャー (2017年配信予定)

 

 正直、初心者の方はすべてチェックするのは相当気力が要ると思います。また、途中から見てもわからないと思いますので、まずは映画のフェーズ1~3を公開順に観ることをオススメします。また、ドラマは後回しでも問題ありません。

 基本的に「キャプテン・アメリカ / ファースト・アベンジャー」と「エージェント・カーター」以外は公開した年と我々のいる現実世界の西暦がリンクしているので公開順に観ていけば楽しめます(例えば、シビル・ウォーは2016年に公開されていますので、MCUの西暦でも2016年の出来事になります)。

 

<DC・エクステンデッド・ユニバース(DCEU)>

 マーベルのライバル誌、DCコミックスのキャラクター達をDCとワーナー・ブラザーズが実写化した作品群がDCエクステンデッド・ユニバースです。スーパーマンバットマンは昔から日本でもお馴染みのキャラクターですね。2013年の「マン・オブ・スティール(スーパーマン)」から始まり、現在3作品が公開しており、本年度はDCのヒーローが集結する「ジャスティス・リーグ」が公開予定です。

 

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◆映画 (ザ・フラッシュ以降の公開日は全米での予定となります)

・マン・オブ・スティール (2013年公開)

バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生 (2016年公開)

スーサイド・スクワッド (2016年公開)

ワンダーウーマン (2017年8月日本公開予定)

ジャスティス・リーグ part1 (2017年11月日本公開予定)

・ザ・フラッシュ (2018年公開予定)

・アクアマン (2018年公開予定)

・シャザム (2019年公開予定)

ジャスティス・リーグ part2(2019年公開予定)

・サイボーグ (2020年公開予定)

グリーン・ランタン (2020年公開予定)

ザ・バットマン(公開日未定)

 

 MCUはアイアンマンなどの単独作品を公開したのち、アベンジャーズという集合作品を公開しました。しかし、DCはジャスティス・リーグという集合作品を公開したのち、フラッシュやアクアマンなどの映画を公開するようです。

 DCEUも非常に人気が高く今後の展開が楽しみなユニバースですね。

 

<モンスターバース>

 MCU、DCEUがヒーロー映画なら、モンスターバースは怪獣映画です。ワーナー・ブラザーズとレジェンタリー・ピクチャーズがゴジラキングコング等をシェアード・ユニバース化した作品群です。

 2014年の「GODZILLA」からスタートし、今年の3月は「キングコング 髑髏島の巨神」が公開されました。このユニバースはまだ作品が少なく、初心者でもすぐに観られます。

 モナークという秘密組織がゴジラキングコング等の「古代種」に遭遇し、冒険していくストーリーです。

 

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◆映画

GODZILLA (2014年公開)

キングコング / 髑髏島の巨神 (2017年公開)

GODZILLA king of Monsters(2019年公開予定)

GODZILLA vs Kong(2020年公開予定)

 

<モンスター・ユニバース>

 今年から始まる予定のモンスター・ユニバースはユニバーサルが所有している、ミイラやフランケンシュタインなどのモンスターをシェアード・ユニバース化したものになります。今年の「ザ・マミー / 呪われた砂漠の王女」を皮切りに、今後ユニバーサルが版権を所有しているやフランケンシュタイン、狼男、透明人間、半魚人、ヴァン・ヘルシングを製作するようです。2018年4月13日と2019年2月15日にいずれかが公開予定です。

 ザ・マミーにはトム・クルーズラッセル・クローが、透明人間にはジョニー・デップが出演します。大変豪華な顔ぶれですね。

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◆映画

・ザ・マミー / 呪われた砂漠の王女 (2017年7月公開予定)

 

<シェアード・ユニバースの定義>

 そもそも論で気になっていたのは「シェアード・ユニバースはどのような作品群ならユニバースと呼ぶのか?」という点です。昨年公開した、ローグワン(スター・ウォーズシリーズ)やファンタスティック・ビースト(ハリー・ポッターシリーズ)などがありますが、これらはシェアード・ユニバースではないとのことです。

 基本的には「そのユニバースの作品達の作者が共通か否か」がポイントになるようです。つまり、ファンタスティック・ビーストはハリー・ポッターの作者、J・K・ローリング氏が執筆しているので、シェアード・ユニバースとは言わないということです。

 逆にゴジラキングコングは作者がことなるため、シェアード・ユニバースという枠組みになるようですね。

 

 

いかがでしたか?

4つのシェアード・ユニバースをご紹介いたしましたが、シェアード・ユニバースの作品はほとんどが成功しているため、ハリウッドは私達が想像もつかないようなユニバースをこれからも展開してくるかもしれませんね。

 私自身、シェアード・ユニバースの作品は大好きなので、今後も追って情報を集めて展開したいと考えております。

 皆さんの好きなシェアード・ユニバースが見つかれば幸いです。

 

 

本日はここまで。

ありがとうございました。