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【朗報か悲報か】ウォルト・ディズニーが20世紀フォックスの映画事業を買収

 

2017/12/24

SHOWです。

 

 すっかり冬ですね。日に日に寒くなってきています。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。寒い冬ですが11月23日には「ジャスティス・リーグ」、12月15日には「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」が公開されて洋画業界は非常にホットです。

 そんな中、12月14日に映画業界に衝撃的なニュースが発表されました。ご存知の方も多いと思いますが、米ウォルト・ディズニー・カンパニーは21世紀フォックス社の主力事業を661億ドル(7.4兆円)で買収することが正式に発表されたのです。

 買収の対象は映画事業の20世紀フォックス、テレビ事業のFOXネットワークス、ネットメディアのHulu等でした。簡単に言うとFOXは一部のニュース系事業以外はディズニーに売ってしまったということになります。

 ディズニーによるフォックスの事業買収額は524億円(5.9兆円)、それに加えてフォックスの負債137億ドル(1.5兆円)も引き受けましたので計661億ドル(7.4兆円)となるようです。f:id:marvel-networks:20171224112626j:plain

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<買収額>

 急に661億ドルという巨額をニュースに記載されても比べるものがないと、私はピンときませんでしたので、ディズニーが以前買収したルーカス・フィルムとマーベル・スタジオの買収額を調べてみました。すると、両方とも40億ドル(約4484億円)だそうで、今回の661億ドルがいかに大規模かわかります。それほどまでにディズニーはフォックスの事業が欲しかったということになります。f:id:marvel-networks:20171224112721j:plain

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<ディズニーのシェア拡大>

 ハリウッドの配給会社はワーナー・ブラザーズ、ディズニー、フォックス、パラマウント、コロンビア、ユニバーサルがビッグ6と呼ばれていて、現在のシェア1位はワーナー・ブラザーズです。しかし、今回2位のディズニーが4位のフォックスを買収したことにより、勢力図が塗り替わり、ディズニーがトップに立つことになります。

 

<アメコミ映画への影響>

 洋画、特にアメコミ映画ファン以外は「まぁ大規模な買収があったのはわかったけど、観る側としてはあまり関係ないよね」と感じるかもしれませんが、世界中のアメコミ映画ファンとしてはこれはあまりに衝撃的なニュースでした。

 現在、ディズニー傘下のマーベル・スタジオでは2008年からマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)という映画シリーズが次々と公開されています。2017年現在、映画史上最も興行収入が高い映画シリーズで、スター・ウォーズシリーズやハリー・ポッターシリーズを超えています。そんな快進撃を続けているMCUですが、今まではある課題を抱えていました。それは版権問題です。MCUでは有名な「アベンジャーズ」ですが、同じく有名な「X-MEN」や「デッドプール」が同じマーベル作品なのに登場していません。これはディズニーとフォックスという配給会社の版権の壁があったので登場することが叶いませんでした。版権的には

 

◆ディズニー(マーベル・スタジオ=MCU)

アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーアントマンドクター・ストレンジ、ブラック・パンサー等f:id:marvel-networks:20171224112821j:plain

 

20世紀フォックス

X-MENデッドプールファンタスティック・フォーf:id:marvel-networks:20171224112908j:plain

 

ソニー・ピクチャーズ

スパイダーマンf:id:marvel-networks:20171224113001j:plain

 

◆ユニバーサル

ハルク等

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となっており、本家のマーベル・スタジオ以外に版権が散らばっている状態なのです。現在、マーベル・スタジオにはソニーからはスパイダーマンが、ユニバーサルからはハルクが貸し出されており、MCUに出演可能となっておりましたが、フォックスのキャラクター達は今までずっとMCUに出演が出来ませんでした。

 しかし、今回の買収で版権の壁がなくなり、FOXのキャラクターがMCUへの出演が可能となったのです。

 ディズニーはこのことにもきちんと明言しており、

「買収の合意はX-MENファンタスティック・フォーデッドプールをマーベル・ファミリーという1つの屋根のもとに再結成して、キャラクターとストーリーが互いに混じり合う、観客に愛されてきた、豊かで複雑な世界を生み出す機会をディズニーに提供するものである」

と発表しています。

 この発言からMCUキャラクター達とフォックスのマーベルキャラクター達の合流は今後確実にあると予想できます。

 

 ちなみにハルクは最初からMCUに、スパイダーマンは2016年のキャプテン・アメリカシビル・ウォーから参加しています。しかし、配給会社同士の契約は複雑でファンの私としては早くマーベル・スタジオに彼らも戻ってきて欲しいのが本音です。

 

<朗報か悲報か>

 これを単純に良いことだと思っているファンも沢山いますが、反対に懸念の声も上がっています。 ポジティブな意見としては「MCUの幅が広がりさらに楽しくなる」、「アベンジャーズX-MENの戦いが見れるかも」と言った期待の声です。ネガティブな意見としては「フォックスのマーベル映画はR-18の過激なテイストが持ち味になっている。ディズニーに買収されたら生ぬるい作品になってしまうのでは?」、「今までのX-MENシリーズが好きだったのにMCUに合流させるためにリブートしちゃうの?」などの懸念の声です。

 正直。私自身はMCU合流賛成派なので、期待がとても大きいのですが、ネガティブな意見もわかります。また、MCUは現在、絶妙なバランスで世界観が成り立っており、急にX-MEN等を合流させると世界観が壊れてしまわないか、矛盾が生じないかという不安もあります。せめて現在のMCUフェーズ3が終わり、フェーズ4へ進むときに合流して欲しいと思っています。

 

<ディズニーの配信サービス>

 現在日本でも様々な動画配信サービスがありますね。Hulu、Netflixなどが有名です。それらに対抗してディズニーも動画配信サービスを企画中のようです。ディズニーとFOXのマーベル映画やマーベルドラマ、スター・ウォーズシリーズなどの人気シリーズが見放題になるようです(月額料金はまだ不明です)。Hulu、Netflixからそれらの作品を引き抜くとなると影響はとても大きいでしょう。ネット配信サービスのシェアも塗り替わってしまうかもしれません。

 私は現在Netflixに加入していますが、デアデビルパニッシャーのようなマーベルシリーズのために加入しているようなものなので、もしディズニーの配信サービスにそれらの作品が移るのならば、契約をスイッチするでしょう。

 

いかがでしたか。

これからもマーベルのキャラクター版権問題などは傾注して見守ろうと思っています。

 

本日はここまで。

ありがとうございました。